Googleアドセンス合格したらさっそく広告コードをブログに貼り付け・・・と思ったのですが、即座にGoogleさんから「ads.txtファイルの問題」を指摘されました。
ads.txt とは、Web広告枠の販売者を厳密に管理して、不正な広告や広告詐欺を防ぐためのテキストファイルの仕組みです。
Google社は、アドセンス広告を正しく表示するために ads.txt の設置を推奨しています。アドセンスに合格したら、まずこれをやっておきましょう。
「なんだか難しそう」と出鼻をくじかれた気分でしたが、やってみたら私でもサクッとできました。シンプルにやり方を書いておきます。
アドセンスに合格したら、最初にやる
Googleアドセンスの審査に一回目は落ち、再審査で合格することができました。詳細はこちらをご覧ください。
Googleアドセンスに、再審査で合格することができました! アドセンス合格を目指して記事を書き始めてから39日目の夜に、再審査の合格メールが届きました。 1回目の審査で落ちたとき「やっぱりね」と辛かったけれど、あきらめずに頑張[…]
それはさておき・・・
喜びもつかの間、アドセンスログイン画面の上部に赤い背景の「要注意-」から始まる文章が現れました。更に ads.txt のステータスが黄色く「不明」となっていす。
要注意ー収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。Googleアドセンスのホームページより
いったいこれは何だろう?昨日まではこんなの出てなかったし。それに、ads.txtファイル って何なのかわかりません。
変わったことはサイトがアドセンスに承認されたことだけです。アドセンスに合格すると現れる現象なんだろうと思い、調べてみました。
難しい説明が書かれていましたが私には理解できないのでそこはさておきます。詳細はGoogleのサイトに書かれているので、よろしければご覧ください。
ads.txt は、アズテキストと読みます。
やるべきこととして要は、安全にアドセンス広告を始めるためには、まず先に ads.txt ファイルをサイトに設置してください、ということだとわかりました。
ads.txtファイルを作る
ここからは簡潔に、やった作業を書いていきます。
アドセンスの画面
まず、アドセンスにログインします。
上部の「要注意-」から始まる文章の右側にある「今すぐ修正」をクリック。
サイトドメインをクリック。
「ads.txtが見つかりませんでした」と書かれている下の方にコードがあります。
こんなかんじのコードです。右下にある「コピー」をクリックします。
クリップボードにコードがコピーされた状態になります。
新しいファイルを作る
アドセンスの画面は少し小さくするか最小化して、デスクトップ画面が見えるようにします。
「新規作成」にカーソルを合わせると右側に更に選択肢が表示される。
「テキストドキュメント」をクリック。
デスクトップに新しいファイル(Windowsのメモ帳)ができる。
できた新しいファイルを開き、さっきコピーしたコードを貼り付ける。
これがads.txtファイルです。保存するとき、ファイル名とエンコードが大事です。
名前を付けて保存
ファイル名:ads.txt ←大事!
エンコード:UTF-8 ←大事!
保存
これで、PCのデスクトップに ads.txt ファイルができました。
Xサーバーでファイルをアップロード
FTPというファイル転送ソフトを使ってアップロードする方法もありますが、エックスサーバー を使っていると、サーバーからアップロードできます。
まず、エックスサーバー アカウントにログインします。
「名前」と書かれた下にファイルのアイコンが並んでいる。
その中から設定するブログのドメインをダブルクリック。
開くので、その中の「public_html」をダブルクリック。
上部の「アップロード」をクリック。
(アップロードのポップが開く)
ドラッグ用のエリアに、さっき作ったデスクトップの ads.txtファイル をドラッグ。
アップロード先が「自分のドメイン/public_html」になっているのを確認。
「アップロード」をクリック。
これで、OKです。
この後、確認してみましょう。
確認と完了
先ほどのエックスサーバー の public_html 内に ads.txt ファイルがあれば、大丈夫です。
念のための確認方法もあります。
ブラウザのURL欄に サイトURL/ds.txt と入力してエンターを押すと、テキストが出てきます。そのテキストが、作った ads.txtファイルと同じならOKです。
でもこの時点ですぐにGoogleアドセンスの表示には反映されません。
サイト
サイトドメイン
更新を確認
の順番にクリックしていくと、確認できます。
私の場合、すぐには反映されていませんでしたが、10分後に再度「更新を確認」をクリックしたときにはこの表示になりました。↓
ads.txt が見つかりました。
ads.txt ファイルでパブリッシャーIDを確認しました。Googleアドセンスのホームページより
これで、アドセンス合格後の第一歩が完了しました。
合格したら審査用コードは
余談ですが、私は、アドセンス審査の申請でサイトに貼ったコードはそのままでいいのかな、と、ちょっと思いました。
この答は、広告を貼る段になってわかりました。
Googleアドセンスは、Googleさんに広告設置場所をお任せできる自動広告と、自分で配置を決める手動広告があります。
これからアドセンスを自動広告にする場合は、コードはそのまま貼っておき、広告設定で自動広告をONにします。
手動で広告設置する場合は、申請時のコードは削除しましょう。設定でONしなければ大丈夫だと思いますが、コードがあると自動広告が表示されることがあるそうです。