ゴキブリ退治に置くだけベイト剤、我が家の徹底対策

毎年この時期に、G対策の置くだけベイト剤を新しいものに更新しています。とにかく私はGが大嫌い!Gだけでなく、虫が全部、大大大嫌い!

去年はコンバットを置きました。その前の年はブラックキャップでした。ベイト剤を置いてからGを見ていないので、効果があるんだと思います。

それでも油断は禁物と思い、今年のG対策はグレードアップしました。3種類のベイト剤のご紹介と、我が家の徹底したG対策のお話です。

ベイト剤の成分は3種類

設置した毒餌をGが食べることでお亡くなりになってもらうのが、ベイト剤です。死んだGやその糞を食べたGにも効果があります。

ベイト剤の成分は主に、フィプロニル系・ヒドラメチルノン系・ホウ酸系、の3種類があります。

 

フィプロニル系は毒性がとても強くて即効性があり、1日で効果が出ます。ヒドラメチルノン系も即効性があり、こちらは3日ぐらいで効果が出ます。

どちらも効果がかなり期待できますが、長期間使用すると抵抗性が生じることがあります。Gが耐性を持ってしまうのです。

また、使われている誘引剤の嗜好性がGによって違うことがあり、そもそもGが食べてくれないと効果が現れません。

ホウ酸系は、効果が出るのに数日から半月ほどかかりますが、抵抗性が生じにくい特性があります。耐性Gが出現しないのです。

いわゆる「ホウ酸団子」って、私が若いころからG対策として存在しました。1980年代頃だったと思います。

周りの若い主婦たちが、こぞって手作りしていました。でも当時、試した周りの人の話を聞くと、「効かない」という声がありました。

ホウ酸系は効果が出るのに半月かかることもありタイムラグがあります。今考えると、すぐにGがいなくなるわけではない、という予備知識がなかったなーと思います。

5年前にGとの戦いがあった

5年前に今の家に引っ越してきたとき、Gとの戦いがありました。

引っ越してきた当日は気づかなかったんですが、翌日(だったかな)引っ越し荷物の段ボールを片付けようと開けたときに、ヤツがいました。

もう、ショックでした。私は虫退治のスプレーで必死に戦いました。

更に次の日、仕事から帰ってきて電気をつけると、部屋の床の真ん中をGが堂々と横切って行きました。

 

マジで?

 

私は狂ったようにスプレーで猛攻撃です。

なにげにキッチンの引き出しを開けると、そこにも別のGがいるではありませんか。

もう、もう、ショックなんてもんじゃない!

信じられない!

 

Gは1匹見たら100匹いると言います。引っ越してきたこの家は、Gがいたんです!

そのたびに1匹ずつスプレー噴射で戦ってる場合じゃない。

 

入居前にバルサンをやらなかったことを後悔しましたが、もう遅い。当時ハムスターを飼っていたので、バルサンなら一網打尽はわかっているけど今更できません。

こうなったらテレビのCMでおなじみのコンバットしかないと思い、急きょコンバットを買ってきて置きました。

なぜ緊急事態の対策がコンバットだったかというと、当時CMしていた林先生のファンだからです。林先生が言うんだから、効くんだろう、と。

 

でも次の日、Gはまた現れました。

 

今思えば、そのコンバットはヒドラメチルノン系でした。

即効性があるとはいえ、効果がでるには3日かかります。その頃はそんなことは知らないので、「コンバット、やる気あるのか!」と思ったのを覚えています。

 

きっと数が足りないんだと考えて買い足したコンバットは、今思えばフィプロニル系でした。

そもそも家に入って来るな!と思い、更に万全を期して、コンバット玄関・ベランダ用も買い足しました。

それから1回ぐらい、ヨタヨタと歩くGを見た記憶があります。しかしそれ以降、我が家でGを見ることはなくなりました。

ワンルームの狭い家で、ヒドラメチルノン系とフィプロニル系、家の中と出入口で3箱分全部を「これでもか」とバラマキ置いたことで、Gを撃退できたわけです。

使用済みベイト剤を回収

この家に引っ越してきて最初にGと戦った5月を、毎年「虫対策月間」と私は定めています。今年は5月にいろいろと忙しかったので、6月にずれ込みました。

さて、ようやく今年もベイト剤の更新です。まず、1年間Gから私を守ってくれた勇士たちを回収しました。

スマートタイプは20個入りだったはずですが、回収したのを数えたら19個でした。

冷蔵庫の裏とかシンク下の奥の方とかあちこち探しましたがあと1個が見つからず、置いた場所を覚えていないので、発見できずにどこかに1個あるんだと思います。

 

玄関・ベランダ用は6個入りでしたが、回収できたのは5個。多分、玄関ドア外側に付けたのが、強風のときに飛んでどっかへいっちゃったんだと思われます。

ドアの外側、あとかたもないのでわかりませんが、付けた記憶はあるので。多分。

 

いずれにしても、この1年間よく頑張ってくれました。おかげで私はGを見ずに済みました。

感謝。

3種類のベイト剤を置いた

いよいよ、今後1年間のG対策です。

昔の経験からホウ酸団子はGに効かないと思い込んでいましたが、今回、ホウ酸系ベイト剤は効果がでるのに半月かかるが抵抗性が生じにくいことを知りました。

3種類のベイト剤にそれぞれ特徴があることがわかったので、それなら今年は3種類、全部置いてみようと考えました。

 

去年はフィプロニル系のコンバットだけ、一昨年は同じくフィプロニル系のブラックキャップを設置していました。それでGを見ていません。

もし今年Gに抵抗性が生じてもヒドラメチルノン系やホウ酸系も同時に置けば、より効果を期待できるのでは、と考えたのです。

 

というわけで、今年度令和7年の、我が家のG対策オールスターがこれです。

コンバットスマートタイプとコンバット玄関・ベランダ用はフィプロニル系、コンバット4個入はヒドラメチルノン系、ゴキブリキャップはホウ酸系です。

中身をすべて出して並べてみました。これから1年間、Gから私を守ってくれる新たな勇士たちです。今年設置したとわかるように、「R7」等を油性マジックで書きました。

ちなみに、それぞれの製品の箱には、設置数の目安としてこのように書かれています。

ゴキブリキャップ/1㎡当り1個
コンバットスマートタイプ/10㎡(約6畳)につき2~4個
コンバット4個入/10㎡(約6畳)につき1~2個
コンバット玄関・ベランダ用/5㎡(約3畳)につき1~3個

家は一人暮らし用の狭いワンルームで20㎡ぐらいなので、これを全部置くのはあきらかに「やりすぎ」です。マネしない方がよいと思います。

でも私はとにかくGをはじめとして虫が大大大嫌いなのです。絶対に見たくないのです。私としては「やりすぎ」はありません。徹底です。

これでやっと安心です。

ちなみに、このゴキブリキャップはタマネギの誘引効果がありますが、来年はピーナッツのにしてみようかと。

またGの嗜好多様性も考えると、来年は併用でブラックキャップを復活させようかと。

より完璧で強固なG対策を目指して私はいろいろたくらんでおりますが、一般の方はベイト剤の用法容量をくれぐれもお守りくださいますよう、お願いいたします。
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