災害に備えて非常用簡易トイレ100回分を備蓄してみた

災害に備えるために、非常用簡易トイレ100回分のセットを備蓄しました。

災害備蓄というと乾パンなどの非常食やペットボトルの飲料水が真っ先に思い浮かびますが、トイレを備えることも重要と聞いて、そうだよね、と思ったのです。

 

経済産業省のホームページによると、1人あたり35回分(7日分)の災害時トイレの備蓄が必要、だそうです。

1人あたりの数字なので、家族がいれば人数分を掛け算することになります。私はひとり暮らしですが自分のために100回分を選びました。

非常時のために備えておきたい簡易トイレについて書いておきます。

トイレの回数は1日5回×7日分?

経済産業省のホームページでは、1人1日5回トイレに行く計算で、災害用トイレの備蓄を促しています。

 

私はとりあえず飲料水のペットボトルケースを備蓄していますが、もし実際に災害が起こったら、やはりトイレを考えて水分摂取を控えてしまいそうな気がします。

そうは言っても普段から水分をよく摂る方だし、朝起きてから午前中だけでも3回は行ってる気がします。夜中も必ずトイレに起きます。

多分、1日にトイレ5回まででガマンするのはキツイと思います。

 

自分のことを考えると1日5回分の用意では足りないのではと思うのと、昨今の災害後の状況などを見ていて、1週間分で大丈夫なの?という心配もありました。

そこで、一人暮らしにしては思い切って100回分の非常用簡易トイレを購入しました。

 

実は、トイレに行きたいのにトイレが見つからない夢をよく見ます。現実になったら大変です。これで少し安心です。

非常用簡易トイレ、箱の外観

非常用簡易トイレが届いた第一印象は、思ったより大きくてずっしりきました。箱の厚みもあります。考えてみれば100回分だから、まあこんなものでしょうか。

500mlのペットボトルと比べるとこんなかんじです。

15年保存可能

箱の横に消費期限のシールが貼ってありました。「2040年4月」です。凝固剤が15年保存可能になっています。

何事もなければ、15年後に買い替えです。非常用トイレは15年とうたっているものが多いですが、購入前に使用期限を確認する方が良いと思います。

未開封確認用シール

箱のあけ口には「未開封確認用シール」が貼ってありました。トイレ用品は衛生面もあるので、何気に親切で安心だな、と思いました。

箱外側の説明書き

箱の裏と横を見ると、中に入っている物と使い方がほぼわかります。

セット内容/1箱100回分
・排泄袋・・・・・・・・100枚
・凝固剤・・・・・・・・100個
・手袋・・・・・・・・・100組
・便座カバー用透明袋・・・2枚
・防臭袋・・・・・・・・・4枚

100回分のトイレがこの箱の中に納まっていると考えると、最初は「デカッ」と思いましたが、いやコンパクトだとサイズに納得できました。

箱の中身を出してみた

未開封確認用シールを破って開封しました。フタを開けるとこんなかんじです。まず見えるのは黒いビニール袋です。びっしり詰まっています。

出してみました。衛生のためにビニール手袋が100組入っています。

凝固剤です。多分50袋ずつが2つです。

黒い排泄袋です。1袋10枚入りが10袋で、ここにも使い方の表示があります。

お試しセットと商品パンフも入っていました。その他にカスタマーサポートからレビュー依頼のお手紙がありました。

元通り箱に入れて備蓄

さて、これで中身の確認が済みました。使い方を読んでなんとか使えそうなので、お試しセットはそのまましまおうと思います。

 

しかし、中身を出す前から私には不安がありました。つるつる滑るたくさんのビニール袋たちを、また元通り箱に収められるんだろうか、という不安です。

なので、出すときに気を付けて、入っていた状況を覚えながら出しました。

出した順番と逆の順番に慎重に戻していくと・・・

はい、元通りきちんと収納できました。良かった!

備蓄品なので、箱に収まってくれないと収納に困るところでした。今日一番、ホッとした瞬間でした。

南海トラフ地震の発生確率は、2025年時点で、30年以内に80%程度と言われています。災害が起こってからでは遅いので、出来ることは思い立ったときにやっておこうと思います。
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