窓や玄関に吊るす虫よけ、私は虫コナーズを使っています。効いているかと聞かれれば、とりあえず家の中でほぼ虫を見ないので、効いているんだと思います。
効き目が366日なので、この時期に毎年、新しいものに交換しています。今年は、更に虫コナーズの効果を引き出すために設置場所を工夫しました。
虫コナーズを最適箇所に吊るせる便利なフックもご紹介しますので、ベランダの物干しざおに虫コナーズをかけている方は、必見です。
あと一工夫で、虫コナーズがもっと働いてくれるかもしれません。
虫コナーズの効果を最大にするポイント
虫コナーズの薬剤は上から下へと流れるので、効き目をより発揮するために、設置場所としてポイントが2つあります。
1つめ、窓に最大限近い屋外と屋内の境目で使うこと。設置場所が窓から離れるほど、虫の屋内侵入を阻止する効果が小さくなります。
2つめ、窓の上の方に吊るすこと。窓の途中に吊るしても、そこから上には効果が及びません。上の方に吊るすことで、窓全体に効果があります。
ベランダに虫コナーズの窓用を設置する時、ついつい物干しざおにかけておきたくなります。一番、かけやすいですよね。
でも窓から物干しざおまでは、狭い集合住宅でも多少の距離はあると思います。絶対にダメというわけではありませんが、本来の効果は期待できません。
屋外の窓直近に虫コナーズを吊るす
窓のすぐ外側で上の方って、だいたいサッシの窓枠になります。そこに虫コナーズを吊るすためには、フックなどを取り付けることになります。
ネジや釘のために穴をあけるのは賃貸では無理だし、粘着タイプだと風雨にさらされたときに耐久性が不安です。
そこで、屋外でも耐久性があるが、3Mの屋外用コマンドフックです。壁を傷つけずにしっかり貼れて、しかも剥がすのも簡単です。我が家は賃貸なので、助かります。
「タブ」という専用に付属している両面テープで接着します。剥がすときはこの「タブ」を引き延ばすことできれいに剥がせます。
さっそく取り付けました。脚立を使って、簡単でした。
30秒間強く押し付けて、1時間以上おきます。
さて1時間たち、虫コナーズをかけました。風が強い時に飛ばされないように、手持ちのワイヤータイ(ビニールタイ?)で補強しました。
3Mのコマンドフック屋外用はサイズがミニメタル、S、M、とあり、屋外で日差しや風雨に強いので、リース掛けやすだれ掛けなど、様々な用途があります。
吊るす虫よけいろいろ
吊るすタイプの虫よけは、キンチョー「虫コナーズ」の他にも、フマキラー「虫よけバリア」、アース「虫よけネット」、等々いろいろあります。
フマキラー「虫よけバリア」は、日照によって効き目が増し、ルーバー構造で薬剤を拡散させて虫の侵入を防ぎます。
アース「虫よけネット」は、有効成分として3つの薬剤を使うことで虫よけ効果を発揮させるという特色があります。
私は、フマキラー「虫よけバリア」も、アース「虫よけネット」も、それぞれ、玄関用と窓用を使ったことがあります。
虫よけという目的では、どれも効果があったと思います。ではなぜ今はキンチョー「虫コナーズ」かというと、我が家としては取り付けやすかったからです。
まず玄関用はドアノブに掛けるわけですが、ドアの開け閉めでドアノブを握るときに一番支障がなかったのが、虫コナーズでした。
なのでこれはあくまで、我が家のドアの構造では、という話です。
次に窓用ですが、去年までは3Mコマンドフックを使っていませんでした。ベランダで窓のすぐ横にある給湯器のパイプに虫よけを取り付けていました。
そこに取り付けることを考えると、パイプの太さと形の関係で、一番取り付けやすくてその場に収まったのが虫コナーズでした。これも我が家の場合、です。
あと、しいて言えば、見た目のデザインが私としてはしっくりくるかも。ホント個人的な好みの話です。
今年も玄関と窓に虫よけの設置が完了しました。これで366日間、虫コナーズがしっかりと虫の侵入を守ってくれるはず、です。