私の毎日の食事に必須なのが、ぬか漬けです。野菜を手軽に摂れる手段であり、とにかく美味しい。
ぬか床に野菜を漬けて、取り出して、洗って切る。ぬか床は冷蔵庫保管で5日に1回かき混ぜるだけ。料理が苦手な私でも美味しいぬか漬けが出来たのには理由があります。
届いた日から美味しいぬか漬けを簡単に漬けられる、便利なぬか床のお話です。
ぬか床を自分で作るのは手間がかかる
ぬか床を自分で作る場合、ぬか、塩、昆布、唐辛子などを用意し、水でこねて適度な硬さのぬか床にします。
そこへ、食べる目的ではない「捨て漬け野菜」を漬けて、入れ替えを何度かくりかえし、2~3週間ぐらいで実際に食べられる野菜を漬けるぬか床になります。
私は面倒くさいことは避けたいタイプ。更に、ぬか漬けの味はぬか床次第なので、失敗無く美味しいぬか漬けを最初から食べたいと考えました。
そこで自分で日数をかけてぬか床を作るよりも、最初からおいしく漬けられるぬか床を選びました。
ぬか床が届いたその日から漬けられる
去年6月、再度ぬか漬けをやろうと決めたとき、以前使ったことがあった「樽の味」の「漬けもん屋のぬか床」を迷わず購入しました。
樽の味の「漬けもん屋のぬか床」2袋、プラスチック容器、説明書のセットです。これは本当に美味しいぬか漬けができます。
あとは野菜を用意すれば、ぬか床が届いたその日に野菜を漬けることができます。
ぬか漬けセットが届いた日に、私がやったのはこんなかんじです。
容器を洗い水分を拭きとり、袋から取り出したぬか床を容器に入れてならします。
きゅうりを洗って水分を拭き取り1本そのままで、にんじんは洗って水分を拭き取り適当な大きさに切ります。
きゅうりとにんじんをぬか床に埋め込み、ぬか床の表面をならし、容器のふたをして冷蔵庫に入れます。
これだけです。
今から思えば最初はまだぬか床がけっこう硬めでした。
自分が不器用なのと作業に慣れてないのもあって、ぬか床に野菜を埋めてぬかをならすのがやっとのことでした。
美味しいぬか漬けが出来た!
ぬか床容器は冷蔵庫に保管です。きゅうりは2日後に、にんじんは3日後に、待望のぬか漬けを食べることができました。
子供の頃に食べたぬか漬けの記憶とか、若いころにぬか漬けを作っていたことがあったので、「こんな味だったっけ?」というのが実は初回の感想です。
でも自分で最初からぬか床を作ったら、何日頑張ってもこうはいかないことも昔の失敗で知っていました。
野菜の捨て漬けを何回もすること無く、最初からこの味が漬けられるのはすごい!とあらためて思いました。
毎日何かしらの野菜を漬けていると、数日でぬか床がなじんできて柔らかくなり始め、漬けた野菜が、よりぬか漬けらしい味わいになってきました。
ぬか漬けで野菜を毎日簡単に
それから1日も欠かすことなく毎日野菜を漬けて10か月。ぬか床は5日ごとにかき混ぜて塩を足し、たまに昆布や唐辛子を入れたり、足しぬかをしたり。
こうなると、日を追うごとにぬか床が野菜になじんで、ぬか漬けがどんどん美味しくなっていきます。
野菜から出る水分でぬか床がゆるくなってきたら、丸めたキッチンペーパーを何個かぬかの表面に置いておくと、余分な水分が取れます。
かかる手間はそれだけです。
ぬか漬けは私にとって、毎日手軽に簡単に美味しく野菜を食べられる便利なグッズ、いや、調理方法です。
「樽の味」のぬか漬けシリーズは手軽にその日からできるだけでなく、味の失敗がないので、調味料や足しぬかも常備して使っています。