大豆イソフラボンは摂りすぎに注意

大豆製品が健康に良いのは、誰でも知っています。毎日納豆を食べている人も多いことと思います。

健康と長生きのために食事内容をいろいろと工夫している私は、もちろん大豆製品をいっぱい食事に取り入れていました。

でもどうやら大豆イソフラボンの摂りすぎは良くないようです。私、摂りすぎていました。何事もほどほどがよろしいようで・・・

大豆イソフラボンの安全な摂取量

大豆イソフラボンを安全に摂取できる1日の目安量には上限があり、毎日食べ続けた場合の平均値が、70~75mgを超えない方が良いとされています。

あくまで平均値の上限なので、例えば1日に豆乳と納豆と冷ややっこときな粉餅を食べたとしても、毎日それを続けるのでなければ、問題ないわけです。

大豆製品のイソフラボン含有量は?

では、それぞれの大豆製品にどれくらいのイソフラボンが含まれているのか、納豆、豆腐、きな粉、豆乳、みそ汁のイソフラボン含有量を調べてみました。

すると、情報源によって含有量の数値が違いました。どれを信じて良いのかわからないので、ここでは具体的な数字は出さずにおきます。

 

でも全くわからないと、どれだけ食べてもいいのか検討しようがありません。それに、例えば納豆だと製品によって1パックが40g、45g、50gの場合があります。

容量が5の倍数なので、比べるために5g当たりのイソフラボン含有量を計算してみました。情報源によって異なり、納豆5g当たり最少は3.62mg、最大は6.5mgでした。

 

例えば1パック40gの納豆を食べた場合、最小値の5g当たり3.62mgで計算すると、1パックのイソフラボン含有量は28.96mgです。

1パック50gの納豆を食べ場合、最大値の5g当たり6.5mgで計算すると、1パックのイソフラボン含有量は65mgです。

納豆1パックを食べた、と言っても、信じる数値によって、イソフラボン摂取量は倍以上も違ってしまいます。

納豆だけでなく豆腐もきな粉も、情報源によってイソフラボン含有量が違いました。なんだか、雲をつかむような話になってきました。

私は大豆製品を摂りすぎていた

私の場合、面倒くさい家事がキライなため、調理の手間が最小限で健康に必要なものを摂れるように、考えた末に毎日ほぼ同じものを食べています。

大豆製品は良質なたんぱく質を摂取できて、しかも納豆、豆乳、きなこなど、どれも簡単に食べられるので、大いに取り入れていました。

大豆製品だけで毎日これだけ食べていました。

納豆1パック
豆乳200cc
きな粉20g
みそ汁1杯

イソフラボン含有量が正確にわからないとして控えめな方の数値で考えても、これを毎日続けていたのでは大豆イソフラボンの摂りすぎです。

この食生活を、数か月間は続けていたと思います。摂りすぎと気づいて良かった!

今の大豆製品摂取量

その後、食事内容を見直しました。今は大豆製品の摂取は1日に納豆1パックときな粉10gのみです。あと、納豆にかける醤油も大豆製品でした。

 

納豆は健康に良いというエビデンスが多くあるので、これは夕食のメインとしました。

豆乳は牛乳に変えました。牛乳はお腹がゆるくなるという先入観がありましたが、試してみたら大丈夫でした。

きな粉は10gシリアルにかけています。黒ゴマも一緒に入っている「黒ゴマきな粉」なので、きな粉だけの量は10gないと思います。

大好きなぬか漬けでけっこう塩分を摂っているので、塩分を減らす意味もあり、みそ汁はやめました。

 

大豆製品を減らすと、たんぱく質の摂取量も減ってしまいます。減った分のたんぱく質は牛乳、たまご、チーズで補うことにしました。
普段から健康に良いと聞くと、何事も飛びついてキッチリと実行に移す私ですが、何事もほどほどがよろしいようで・・・
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