やっぱり、うまい話はありませんでした。家の近くで私が探している条件がほぼ揃っている事務の求人に先週応募したんですが、まだ連絡がありません。
Web応募なので、名前、生年月日、電話番号、メールアドレスを入力しています。私は家の近くってわかっているけど、先方はそんなことわかるはずがありません。
支社が家の近くですが、採用を担当している本社は都会の方なので、私が就業場所のご近所でも関係ありません。7件目の応募もダメだったってことです。多分。
オリンピックに思う
ここ最近は、オリンピックをテレビで見ています。私が最初に見たオリンピックは、1964年の東京オリンピックです。
まだ5歳でしたが、整然と並んで行進する開会式の様子とか、「東洋の魔女」とか「アベベ」とか、覚えています。
それから夏も冬も、何回ものオリンピックを見てきましたが、この夏、パリオリンピックを見ながら、「世代交代」という言葉をふと思いました。
活躍する選手の方々は、年月が経つと現役を引退し、解説者になったりスポーツキャスターになったりする方もいらっしゃいます。
オリンピックが開かれるたびに、若い、新しい選手が登場して、ヒーローになっていきます。若いフレッシュな選手の活躍を見るのは楽しいものです。
「世代交代」は、時が流れれば自然のことです。
就活の年齢制限
すごい練習を積み重ねているオリンピックの選手の方々を見て自分を考えるというのも、比較の対象になるわけがなく、大変申し訳ない話です。
しかし私としては、ついつい、仕事を探している自分の現在の状況に、何かにつけて照らし合わせてしまうわけです。
就職活動で事務職を希望していますが、ハローワークの方がおっしゃるように、65歳の事務職は難しい。
昨日も今日も求職サイトを隅々チェックしました。「30代、40代、活躍中」とか、「年齢59歳まで」とか。
年齢について書いてなかったり、「年齢不問」となってたりしても、「これ、きっとダメだろうな」と、こちらから思ってしまい、応募する前にあきらめます。
3月にパートを辞めて以来、ホントにいくつもの求人に目を通しました。パターンがわかってきています。探しながら、「あ、無駄・・・?」と思ってしまいます。
後進に道を譲る
そう、世代交代ですよね。何事も。
思いました。事務職は、後進に道を譲ろうと。
自分としてはパソコンでの事務処理なんて当たり前にできます。少なくとも、できるつもりでいます。
でも第三者の目で考えたときに、この歳の人が応募してきたときに、その職場で寛容に迎えてくれる風潮があるとは思えません。
きっと、最大限譲歩して、60歳未満だろうな。
探す仕事を事務職にこだわるのは、やめようと思います。人生、妥協することも時として大事だと、過去の経験から学んでいます。